キハラハント愛の世界漂流徒然日記

国連平和維持活動、国際人権法、治安部門改革の分野で活動する キハラハント愛のブログです。

東ティモール

次世代に思うこと

私は心底次世代に期待している。

国連で各国で働いてできたネットワークも、
ご高名な先生方とのつながりも、
これを次の世代につなげることは当然だと思う。
より良い世界をつくるのには、
確実に次世代も、そのまた次の世代も
皆が協力することが必要だから。

ご高名な先生方と、将来世界に飛び出す学生さん達が
自然に話ができる場を作りたいし、
建設的に議論できる場が欲しい。
教授とか、講師とか、博士とか修士とか、
国連職員とか、外交官とか、
そのような肩書で威張ることもないし、
萎縮することもない。
素晴らしい方々は
威張らなくてもそのご意見や姿勢で
自然と尊敬されるものだと思う。
私自身が心底尊敬する方々は、
皆これ以上ないほどの自然体だ。

大学の先生である私たちが、その研究の成果や
今までの仕事から持つネットワークを持って、
それだけで学生より優位に立つのはおかしい。
言ってみれば先に生まれただけかもしれないから。

今、次の世代の学生さん達を見て、
ものすごい原石だな、と思う。
彼らが10年後に
世界中で活躍している姿を確信する。
一点の曇りもなく。

私が東ティモールで
銃弾に倒れた住民を見てから、
恐怖におののきながら
独立を問う住民投票のために山から下りてきた
住民の底力に心打たれてから、
まさに目の前で軍に焼かれている
通訳君の家に
とてつもない罪悪感を覚えてから、
何百人もの人が自分の手の中で死んでいったと言う
東ティモール人の医師の言葉に圧倒されてから、、
四肢を切られた恋人の屍を見て見ぬふりをしたという
16歳の女の子の淡々とした話に言葉を失ってから、
そう、あれから、
もう20年近くになる。

でも、私の心を動かした彼らは、
これほどに鮮明に、心の中に生きている。
結局心を動かした原点は
いつまでも変わらないのだ。

次の世代の皆が、
今、感じていることが、
未来を動かすのだと思う。
それなら、
彼らが感じている何かを、
彼らが目指すどこかにつなげる
お手伝いをしたいと思う。




1月のパネル・ディスカッション

1月にジュネーブで行われた、
長谷川先生の、東ティモールのリーダーについての本の出版記念
パネルディスカッションの様子を送っていただきました。

こちらです

東ティモールのリーダー達が
平和と発展のために過去のことを問わないことにしたのはどうか、という点について
私は現地での経験を交えながら
コメントさせていただきました。

ありがとうございました。
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