キハラハント愛の世界漂流徒然日記

国連平和維持活動、国際人権法、国際人道法、法の支配、治安部門改革の分野で活動するキハラハント愛のブログです。

ヒューマニティーズセンター

国連平和活動における性的暴力・搾取の総合的アカウンタビリティに着いてのセミナー

Seminar 9august2019

8月9日 東京大学ヒューマニティーズセンターのオープンセミナーとして、共同研究者であるロンドン・スクールオブエコノミクスの女性・平和と安全保障センターのセンター長であるマーシャ・ヘンリー先生とともに、国連平和活動における性的暴力・搾取の総合的アカウンタビリティについてのセミナーを開催しました。

ヘンリー先生は社会的・国連という国際機関としてのアカウンタビリティについて、
私は加害者の個人的アカウンタビリティについて、
それぞれお話させていただきました。
https://hmc.u-tokyo.ac.jp/ja/open-seminar/2019/un-peace-operation-problem/

ジェンダー学がご専門の先生の視点で国連という機関を見ると
同じ研修材料などを見ても違うことに気づかれるようで
共同研究という形でタッグを組めたことは良かったなと思います。

私の研究は性的暴力・搾取の中でも
犯罪に関して個人の責任を追及、
それを追及する国際機関として、国家としての責任と役割といった辺りなので、
アカウンタビリティと言ってもヘンリー先生と私の研究分野はかなり異なります。

9月には国連の幹部の方々をご招待して
ニューヨークでラウンドテーブル会議を予定しており、
ますます力の入る研究プロジェクトです。
この企画を実現させてくれた
東京大学ヒューマニティーズセンターに
共同研究者ともども感謝申し上げます。


4月12日国連平和活動における性的暴力・搾取が許容されている背景についてのセミナー

4月12日、東京大学のヒューマニティーズセンターのプロジェクトで
ロンドン・スクールオブエコノミクス(LSE)から招聘している
Marsha Henry先生(Centre for Women, Peace and Security所長)とともに、
「国連平和活動において性的暴力・搾取が許容されている背景」についてのセミナー
本郷キャンパスの東洋文化研究所にて開催させていただきました。

私が続けてきた法的アカウンタビリティについての内容をアップデートし、
10年越しのデータを公開する準備をするとともに、
社会学的な見地からどうして性的暴力・搾取がなくならないのかということを
ヘンリー先生に国連のシステムと考え方、研修、などについて
お話ししてもらい、
9月に予定している、
国連本部におけるラウンドテーブルでの発表につなげようというものです。

開始時間が17:00と、早かったこともあり、
開始時間に間に合わないが途中から来てくださった方々も多く、
椅子が足りなくなってしまいましたが、
おかげ様で各方面から色々と質問・コメントなどをいただき、
ラウンドテーブルに向けて準備を進めて行けそうです。

ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました。
ヒューマニティーズセンターの皆様、
ヘンリー先生の招聘と共同研究、セミナーにつきまして、
色々とご準備・ご手配くださり、どうもありがとうございました。


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国連平和活動における性的暴力・搾取の予防・アカウンタビリティプロジェクト始動

国連平和活動における性的搾取・虐待の防止とアカウンタビリティに関する共同研究プロジェクトの開始をお知らせいたします。プロジェクトは2018年10月1日に開始し、2019年9月30日に終了する予定です。私とロンドン・スクールオブエコノミクス(LSE)のマーサ・ヘンリー准教授との共同研究です。LIXIL潮田東アジア人文研究拠点、ヒューマニティーズセンターのプロジェクトとして採択していただきました。

研究者

キハラハント愛(東京大学准教授):プロジェクト長

マーサ・ヘンリー(London School of Economics准教授):共同研究者

 

プロジェクト計画

1. 題目

国連平和活動における性的搾取、虐待の防止とアカウンタビリティ

2. 目的

このプロジェクトは、国連平和活動要員によって引き起こされた性的搾取・虐待の防止とアカウンタビリティに関する包括的な分析を行うことを目的としています。平和活動要員による性的犯罪の問題は1990年代から報告されているものの、国連は効果的に対処することができていません。このプロジェクトの結果は学術のみならず、国連の関連する政策や内部メカニズムの改革に貢献することを目的とします。

3. プロジェクト計画

キハラハント副センター長は国連平和活動要員によって引き起こされた犯罪の刑事訴追について研究を行ってきました。また、現在大幅な改革が行われている国連の内部機構と内部規則の実行に関して、更なる研究を予定しています。また、犯罪に至らない程度の行為をも含む性的搾取・虐待(SEA)にも研究範囲を広げています。ヘンリ―准教授は社会科学的また女性学的観点からSEAの防止について研究を行います。彼女は、SEAに直接的、間接的に影響すると考えられる要素について分析し、国連と加盟国の防止に対する各イニシアチブがどれだけ効果があるか、調査する予定です。

これら二つのアングルを持つことにより、このプロジェクトは国連平和活動において引き起こされたSEAの防止とアカウンタビリティについて、より全体的な分析を行うことを目的としています。

4. イベントと研究結果公開

東京において、2019年4月19日、2019年9月13日の二回公開セミナーを予定しています。9月には、ニューヨークで、国連・加盟国の関係者と研究者による会議を予定しています。最終研究結果は両研究者のウェブサイトにて公開される予定です。

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