11月16日から17日、人間の安全保障学会と日本開発学会の合同年次会として、難民・移民と教育に焦点をあてた大きな国際会議が開催されます。東京大学駒場キャンパスにおいて行われます。

基調講演には、世界の難民学の第一人者と言える、オクスフォード大学難民学研究所のジェフ・クリスプ教授を初め、IOMからは移民のグローバルコンパクトの起草過程に関わってこられたエバ・アケルマンーボルジェさん、日本のUNHCR代表をされた滝澤三郎先生という素晴らしい方々にお話しいただきます。この進行司会を務めさせていただきます。

もう一つ非常に楽しみなパネルのモデレーターを務めます。企画パネルのグローバルガバナンスパネル。現在一橋大学、もとIOMにいらした橋本直子先生、グーグルにお勤めでGlobal Governance Futuresのフェローでもある、サイード・アブドゥルラエフさん、そして開発と収賄の研究でご高名な小山田英治先生(同志社大学)の3人のスピーカーをお招きしております。

私自身は国連の性的暴力・搾取が警察活動に与える影響について、報告します。性的暴力・搾取そのものが警察活動に与える影響だけでなく、国連が性的暴力・搾取に取り組む仕組みが警察活動に与える影響についてもお話しさせていただきます。

日本のみならず海外からもたくさんの研究者・実務者の集う、大きな学会となりました。サイドイベントとして、ロヒンギャの方々を追った写真展や、難民の方々の体験談を聞く「難民カフェ」など、さまざまな催しがあります。


詳細は、こちらをご覧ください。分科会などの内容も見られます。


なんと、日本の学会には珍しく、託児所の設備もあります。ぜひ皆さんお誘いあわせの上、いらしてください。