キハラハント愛の世界漂流徒然日記

国連平和維持活動、国際人権法、治安部門改革の分野で活動する キハラハント愛のブログです。

アカウンタビリティ

国連平和活動における性的暴力・搾取についてのラウンドテーブル会議 カンファレンスレポート

Humanities Center report

東京大学ヒューマニティーズセンターのニュースレターに、
同センターのプロジェクトで開催した
国連平和活動における性的暴力・搾取についてのハイレベルラウンドテーブル会議のカンファレンス・レポートが掲載されました。

昨年9月に
国連被害者の権利アドボケートのジェーン・コナーズ女史と
共同研究者でロンドン・スクールオブエコノミクス(LSE)の
マーシャ・ヘンリー准教授との共同開催で
ニューヨークの日本政府国連代表部にホストしていただきました。

国連次長、次長補が4人列席してくださり、関連の幹部と研究者が
それぞれの立場から意見を交換しました。

報告書はこちらから見られます。

改めてこの研究を可能にしてくださった皆様に御礼申し上げます。

4月12日国連平和活動における性的暴力・搾取が許容されている背景についてのセミナー

4月12日、東京大学のヒューマニティーズセンターのプロジェクトで
ロンドン・スクールオブエコノミクス(LSE)から招聘している
Marsha Henry先生(Centre for Women, Peace and Security所長)とともに、
「国連平和活動において性的暴力・搾取が許容されている背景」についてのセミナー
本郷キャンパスの東洋文化研究所にて開催させていただきました。

私が続けてきた法的アカウンタビリティについての内容をアップデートし、
10年越しのデータを公開する準備をするとともに、
社会学的な見地からどうして性的暴力・搾取がなくならないのかということを
ヘンリー先生に国連のシステムと考え方、研修、などについて
お話ししてもらい、
9月に予定している、
国連本部におけるラウンドテーブルでの発表につなげようというものです。

開始時間が17:00と、早かったこともあり、
開始時間に間に合わないが途中から来てくださった方々も多く、
椅子が足りなくなってしまいましたが、
おかげ様で各方面から色々と質問・コメントなどをいただき、
ラウンドテーブルに向けて準備を進めて行けそうです。

ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございました。
ヒューマニティーズセンターの皆様、
ヘンリー先生の招聘と共同研究、セミナーにつきまして、
色々とご準備・ご手配くださり、どうもありがとうございました。


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DCAFとの会議 (スイス大使公邸 会食)

DCAF dinner small




























先週末、軍の民主的統制ジュネーブセンター
(DCAF: Geneva Centre for the Democratic Control of Armed Forces)のディレクター、
Thomas Guerber大使が日本を訪れている機会に、
在日スイス大使より、公式ディナーが開催され、
ご招待いただきました。

DCAFは以前より色々な形で注目している機関で、
多くの専門家を抱えて
治安部門改革などを手掛け、
各国の政府にリソースを提供し、
治安部門改革にアドバイス、協力する
専門機関です。
国連警察について
国連の事務総長の改革案の元になる
調査をし、報告を行ったのが、この機関です。
昨年私も訪問して意見交換をしたことがありました。

スイス大使、DCAFディレクターを始め、
総勢18人の日本のSSRに関わる専門家が招待されていましたが、
警察の話はフォーマルなセッティングでは
なかなか出ません。
コーヒータイムに入ってから
DCAFのアジア太平洋局の局長さんと
詳しい話ができました。

国連警察の軍隊化について、
また、
国連警察の刑事的アカウンタビリティではなくて、
マンデートを遂行する、そして
人々に対するアカウンタビリティに関して、
できれば共同研究をしたい専門家の方々が、
DCAFにはいるのです。

フォローアップして行きたいと思います。


ソウルでの女性、平和と安全保障会議

SEA panel

9月22日、23日、ソウルで行われた
女性、平和と安全保障についての
専門家会議に、専門家として招待されました。

女性が平和と安全保障にどのように貢献するか、というポジティブな側面と、
女性を紛争中や直後の暴力から
どのように守るか、というプロテクションという側面。

私は国際法から見た性的暴力についてのパネリストと、
国連平和活動要員が性的暴力を行わないよう防止し、また、そのような犯罪が行われた場合の訴追についてのパネリスト、2つを務めました。

簡単な報告書は
日本国際平和構築協会のこちらの記事からご覧ください。



国連の抱える問題

来週から立て続けに学会・会議での発表が続きます。

ふと思い出して、確認してみたところ
本年4月に行ったHSPセミナーで

「国連警察の刑事的アカウンタビリティの研究と
国内警察改革現場から見える、国連の抱える問題」
についてお話ししたことを
書いておりませんでした。

国連の刑事的アカウンタビリティの問題も、
警察改革の問題も、
抱える問題の根源に国連の構造的な問題があります。

国連がこれから効率的・正当に機能してゆくためには、
構造的な問題を見て見ぬふりはできません。
これが、来週から始まる一連の発表においても
根底を流れるメッセージになると思います。
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