文化講演会1
東京大学に来てから、接する一番若い層は学部の学生さん達。
学会に行けばもっと年齢層の上の先生方がいらっしゃり、
学内も私が「若手」です。

11月1日に高校生にお話しする機会をいただきました。
東京女学館の高校生の皆さんの文化講演会。

高校生!いいな~、楽しそうだな~。

事前から議題について、色々と考えてみましたが、
初めに東京女学館の先生方に提案した内容は、
指導学生さんなどに聞いてみたところ、
ちょっと固すぎたよう。
そうか、高校生の頃何を考えていたっけな、と
構想を練り直し、
たくさんの写真を入れて
普通の人たちの暮らしを守る存在としての国連というお話しをしてみました。

届けたかったのは
一人一人の人ができることの大きさって
意外に大きいということと、
色々な試練はあっても、
国連の現場でたくさんの人たちと一緒に
何か(平和の基盤)を作り上げていくというのは
とても楽しいということですが、
伝わったかな。

お話しし終わった後の質疑応答は
一番楽しみですが、
今回は色々と良く考えた質問をしてくれました。
国連の行うことって、大国の政治的関心によって
左右されるのですか、とか。

講演会を企画してくれた
東京女学館の文化委員の生徒さんたちが
ブログに書いてくれたようです。