7月11日に
平和構築に関わる研究者・実務家の集まる
平和構築研究会にて、
国連警察の犯罪の刑事的責任について、
発表させていただきました


まず、国連平和活動に関わる人員の犯す犯罪について
個々のケースを集めたデータベースをつくり、
それに基づいて、犯罪の種類、頻度などを
情報のある限りご紹介しました。
そして、国連の中でこうした犯罪について
どう対処しているのか、
派遣国、受入国それぞれにおいて訴追されていない現状、
訴追の障害となりうる法的な問題、
管轄権と特権免除についての
法的分析、そしてその現状について発表しました。
また、国際人権法上、
派遣国、受入国、そして国連に
訴追に関してどのような義務があるのか、
法的分析を発表しました。

質疑応答は非常に面白かったです。
派遣国の現状、
特に、派遣されている警察官の質、
派遣国の国内の人権状況についてなど、
鋭い質問がたくさんあり、
有意義な質疑応答の時間でした。

発表の概要はこちらで見られます。

どうもありがとうございました。