キハラハント愛の徒然日記

国連平和維持活動、国際人権法、国際人道法、法の支配、治安部門改革の分野で活動するキハラハント愛のブログです。

2015年06月

国際刑事裁判所(ICC)模擬裁判のメモリアルの評価をしました

国際刑事裁判所(ICC)の模擬裁判
グロチウス国際法学センターによって運営されており、
各国の法学を学ぶ学生(主に修士課程の学生)さんたちが
架空のケースについて、色々な立場で議論を戦わせる場です。

今年は、私も参加する学生グループの
メモリアル(各立場で議論した提出物)を評価しました。
なかなかクリエイティブな議論もあり、
中には素晴らしいメモリアルもあって、
とても興味深い経験となりました。

英語で法学のPhDを取った方、
もうすぐ取れる方、評価する立場で参加することをお勧めします。
エセックス大学や、類似の大学には、
来年はコンペティションに学生グループを送ることを勧めようと思います。

VIVA(口頭審査)通りました


5月初めにPhD論文の口頭審査(VIVA)がありました。

アイルランド国立大学(ゴルウェイ)のMichael O'Flaherty教授と、
エセックス大学のLorna McGregor先生が審査員となってくれました。
O'Flaherty教授は、国連の平和維持活動ミッションの人権部長や、
国連人権委員会の委員など、
国連の人権機関では大変有名な方です。
McGregor先生は、イギリスで著名な
REDRESSという法専門のNGOで、
大きなケースをたくさん扱っていた方です。

審査の部屋に入ったとたんに、
「おめでとう」と言われ、どういう風に解釈していいやら、
緊張はあまり解けませんでしたが、
お2人とも、500余ページもある論文を
丁寧に読んでくれたようで、
質問が的確で、国連職員・関連人員の特権免除の話など、
判例にも触れながらの審査でした。

審査、通りました。

VIVA


















これ以上望めない素晴らしい審査員を選んでくれた、
指導教授のFrancoise Hampson教授にも感謝しています。


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