先週は
日米共催 第3回国連平和維持活動(PKO)幹部要員訓練コース(GPOI SML)
にて、
人権の特別講師として招いていただいたので、
急遽東京に飛んで、
将来のPKO幹部候補の方々を前に
教壇に立たせていただきました。

内容として教えてほしいことについて、
既存のコースの概要には
政策(ポリシー)が多く含まれていましたので、
それをどう噛み砕いていけるか、
私としても挑戦でした。
パワーポイントの発表が多い中、
フリップチャート(模造紙)を使ってもいいということでしたので、
フリップチャートも利用してお話ししたところ、
「教え方が良かった」と言って下さった参加者の方々もいらっしゃいました。

training


PKOというと、どうしても今でも軍隊が主導と思われる節が強く、
国際人道法は頭にあっても
人権はね、という本音が見え隠れすることがあるのですが、
お話させていただいた後の質疑応答の様子から、
きちんとお話を聞いていただいたのだな、と
思い、安心しました。

と同時に、
多くの難しい問題も提起され、
今後とも考えていかなければな、と
気持ちを新たにしたのでした。